夏目漱石 こころ

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舞子事業所 丹頂です。
メンバーさんからのブログです。
夏目漱石の「こころ」初版本、復刻版を
手に入れました。「こころ」、年配の方は国語の教科書で、無理矢理読まされた方が多いのではないでしょうか?「先生、遺書長いよ…」とか思ったりして。ははは。

夏目漱石と言えば、日本で一番有名な小説家だと思うのですが、最近は実際どうなのでしょう?千円札の人ではなくなって、知名度落ちたのかなぁ?
若い人(くっ…)に聞いてみたいものです。

「こころ」確か新潮文庫で一番売れている本だったと思います。つまり、日本で一番売れている本。太宰治の「人間失格」より上ではなかったかと。

個人的に漱石の作品の中で「こころ」が一番好きなのですが、村上春樹さんがどこかで「あれのどこが、そんなに面白いのだ」みたいな事をおっしゃっていたり、書店で「『こころ』は本当に名作か?」みたいなタイトルの本を見かけた事があります(すいません、未読ですが…)。

そうなると「うーん。確かにどうなのかな?」と疑問を持ってしまうのですが、今回復刻版を読み返すと、「ああ、やっぱりいいなあ」と
思うのです。他の漱石作品を読み返したくなりましたし。

このブログを読んでくださっている方(文章長くてスイマセン…)、あなたの「ベスト・オブ・漱石」はなんですか?よければ、教えて下さい。

最後に「こころ」の中から個人的に好きな文章を引用させていただきます。繰り返しますが、文章長くてスイマセン。ここまでお付き合いくださり有難う御座いました。

「其の上私は書きたいのです。義務は別として私の過去を書きたいのです」

「あなたは真面目だから。あなたは真面目に人生そのものから生きた教訓を得たいと言ったから」

「私の鼓動が停まった時、あなたの胸に新しい命が宿る事が出来るなら満足です」

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