カート・ヴォネガット

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舞子事業所 丹頂です。
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カート・ヴォネガットという作家をご存知ですか?
ポストモダン・アメリカ文学の代表格作家で、初期の村上春樹さんなどに影響を与えています。また、爆笑問題の太田光が愛読者で、所属事務所「タイタン」は、ヴォネガットの著書「タイタンの幼女」から取られています。
と言っても、誰も(多分)わかりませんよね。

個人的に気に入った、ヴォネガットの文章を少し長いですが引用します。
「わたしの叔父のアレックス・ヴォネガットは保険のセールスマンだったが、とても重要なことを教えてくれた。物事が本当にうまくいっているそのときに、ちゃんと気づかなくちゃいけない。偉大な勝利の話じゃなくて、ほんのささやかな出来事のことだ。木陰でレモネードを飲むときみたいな。パンの焼ける匂いとかね。うむ。キスのあとなんていうのはどうかね。彼はそういうときにはこう声に出すことが大切だと言った。『これで駄目なら、どうしろって?』」

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