舞子事業所 丹頂です。
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ノンフィクションの本の紹介です。
柳田邦男さん著「犠牲(サクリファイス)・わが息子・脳死の11日」です。
中学時代から心を病んでいた著者の次男が
20代で自殺を図り、失敗に終わるものの、
治療の甲斐なく、11日後脳死に至るまでの記録が書かれています。
脳死判定後、故人の希望により腎臓移植が行われ、著者と故人の遺体が帰宅した時、テレビで偶然、故人が傾倒していたロシアの映像作家
タルコフスキーの「サクリファイス」が放映されていました。
その時のBGMはバッハのマタイ受難曲のアリア
「憐れみ給え、わが神よ」だったそうです。